さい帯血バンクについて
さい帯血の提供に関して
A3.さい帯血移植を受ける患者さんの安全を確保するためには、さい帯血の品質管理が必要なため、公的さい帯血バンクと提携している産科施設でのみ提供が可能です。
また、提供できる産科施設で提供に同意して頂いた場合でも、医師の判断により採取が行われない場合もあります。
また、提供できる産科施設で提供に同意して頂いた場合でも、医師の判断により採取が行われない場合もあります。
さい帯血移植に関して
A1.HLA型は、白血球の血液型として1954年に発見されましたが、ほぼ全身の体細胞でも発現しており、ヒトの免疫に関わる重要な分子として働いていることが明らかになりました。
輸血の際に血液型を合わせる必要がありますが、それと同様に移植の際には、患者さんとドナーのHLAを合わせます。
HLA型は、A,B,C,DR,DQ,DPなど多くの遺伝子座から作られる抗原の組み合わせで構成され、さらにそれぞれが数十種類の異なるタイプ(アリル)をもち、その組み合わせは、数万通りともいわれています。
さい帯血移植の場合にはA,B,DR座の2種の抗原(父親・母親由来)、計6抗原のうち、一致しないものが2抗原以内の場合に移植が出来ます。なお、骨髄移植では6抗原一致が原則であり、ドナーを見つけるのが大変です。
輸血の際に血液型を合わせる必要がありますが、それと同様に移植の際には、患者さんとドナーのHLAを合わせます。
HLA型は、A,B,C,DR,DQ,DPなど多くの遺伝子座から作られる抗原の組み合わせで構成され、さらにそれぞれが数十種類の異なるタイプ(アリル)をもち、その組み合わせは、数万通りともいわれています。
さい帯血移植の場合にはA,B,DR座の2種の抗原(父親・母親由来)、計6抗原のうち、一致しないものが2抗原以内の場合に移植が出来ます。なお、骨髄移植では6抗原一致が原則であり、ドナーを見つけるのが大変です。